母の愛情
わたしは母の料理が好きです。
母というのは義理のお母さんの事なのですが、母は料理上手で母が作って
くれるものは何でもおいしい(勿論実家の母の料理も久しぶりに食べると母の味であると
しみじみ思うわけで、なつかしい記憶と共にありがたさが湧いてくる)
わたしは元々料理が得意でなくて、随分ちいさなことから(野菜の切り方
だったり米の研ぎ方なんかも)母に教わって、知っているつもりだったけれども
全然できていなかったのだと、ひどく反省した記憶があります。
母のつくる五目中華おこわが大好きなので、以前母に「わたしが先に死んだら
棺の中におこわを敷き詰めてほしい」とお願いしたら「お母さんは200歳まで生きるから
任せなさい」と笑ってくれた事があります。
そんな母が、この間お弁当をこしらえてくれました。
MUNIの昼ごはんは二人でかわりばんこに作るのですが、偶々マツモトが昼をまたいで
不在だった為に、母が弁当をもたせてくれたという事です。
弁当をだれかに作ってもらうなんて、本当に何年ぶりかというくらいで
ふたつのタッパーにたっぷり手作りおかずと、のりたまごはん。それに保温ジャーの
中に豚汁が入っていました。
すべてに母の愛情を感じられて、とてもうれしくておいしくてたまらない
お弁当でした。私がのりたまが大好きなので、それを覚えていてくれて
かけてくれてるのも、本当に気の配り方がすてきで優しさを感じます。
いつも母にもらってばかりなので、今日は母のすきなお菓子を
買っていこうかとあれこれ考えています。
おしまい
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